波間の鯨のように

大阪のお化け番組、たった一度のゴールデン登場

明日に迫った「探偵!ナイトスクープ ザ・ゴールデン」の中吊りのコピー。じっと見ていたら胸が切なくなる名コピーだ。「たった一度」という刹那的な言葉が切ないのではない。「大阪」の二文字に胸がつかまれる。
不思議なもので、「大阪」で人気がある、と言われると、非常に信頼が持てると同時に、今まで自分がそれを知らなかったことにも、納得する。たしかにそこが大都市で、多数の人がいて、文化がある、つまりは価値が存在すると言うことと、それがまったく自分の目に触れないでいたと言うことが、矛盾無く理解できる。まぁ、探偵ナイトスクープはたまにMXで視たけれど。


ときたま突如として現れ、あまりにも確かなものを負っている、と言うのが、外にいる私にとっての大阪のイメージである。